分科会(4)
SESSION(4)
SESSION(4)
個別症例10名へのヨーガ療法指導デモンストレーション
▮7月5日 (土) 16:10~17:10 (60分)
▮会場: シンポジオン
【略歴】
1998年木村慧心師に師事。ラージャ・ヨーガを学ぶ
2000年ヴィヴェーカナンダ・ヨーガ研究財団ヨーガ教師養成講座修了
2003年ヴィヴェーカナンダ・ヨーガ研究財団ヨーガ療法士養成講座修了
日本ヨーガ療法学会認定ヨーガ療法士
日本ヨーガ療法学会・常任理事
インド中央政府QCIヨーガ指導者任意認証試験レベル2取得
2010年、ヨーガ療法専門スタジオ「ヨーガスタジオ・チャンドラ/西宮ヨーガ療法研究センター」開設。他、大阪府盲人福祉協会(視覚障害)、伊丹市社会福祉協議会(身体障害)、(福)いたみ杉の子(知的障害)、あさつゆ就労継続支援B型事業所、ありまこうげんホスピタル精神科デイケア、YMCA学院高等学校、NHK文化センター梅田、大阪市立難波市民学習センター、大阪市立阿倍野市民学習センター、尼崎ソレイユカルチャーセンター、東急スポーツオアシス住吉店にて指導中
2009年より、ウクライナ国にて被ばく者支援団体「ゼムリャキ」にてチェルノブイリ原発被災者へヨーガ療法指導開始。現在、中断中
2015年よりYIC(ヨーガ教師養成講座)担当
2016年よりYTIC(ヨーガ療法士養成講座)担当
【所属学会】
日本ヨーガ療法学会。日本心身医学会。日本統合医療学会。日本アーユルヴェーダ学会
本分科会では、一般的なグループ実習のヨーガクラスの実践形式を再現。ヨーガ療法士1名が10名のクライアント役モデルに対してヨーガ療法の指導デモンストレーションを行います。10名のクライアント役モデルは、それぞれ異なる主訴を持ちヨーガクラスに長年参加している前提で、分科会の聴衆者にも主訴を明示した形で進行します。10名のクライアントの主訴(創作症例)は下記の通りです。
【クライアントの主訴】
1.腰痛
2.膝痛
3.頭痛
4.肩こり(四十肩・五十肩)
5.股関節痛・坐骨神経痛
6.うつ
7.パニック障害・IBS(過敏性腸症候群)
8.更年期障害・へバーデン結節
9.ガンサバイバー(乳がん)
10.妊婦(初産・妊娠後期)
【ヨーガクラスのデモンストレーションは以下の流れで進行予定】
冒頭30分:個別メニューを実施しながら、1人3分ずつ聞き取りを実施。最近の体調やヨーガへのニーズを確認し、その日の実習メニューと瞑想テーマを指示。終了後はQRT(クイックリラクゼーションテクニック)や各自の瞑想を行う。
中盤:全員共通のメニューでリラックスを深め、内なる静けさを体感。アーサナを通じて客観視力(メタ認知能力)を高める。
終盤15~20分:呼吸法と理智教育の講話を行い、最後に2~3分の瞑想を実施。
本分科会では、ヨーガ療法の実践的な指導方法を具体的に示し、個別対応とグループ指導をどのように組み合わせるかを学びます。最新の研究成果を踏まえたアプローチを共有し、臨床や指導の現場で即実践できる知見を提供します。ヨーガ療法士、医療従事者、統合ヘルスケアの専門家にとって、実践的かつ学びの深い機会となることを期待しています。