分科会(5)
SESSION(5)
SESSION(5)
ヴェーダーンタ協会僧侶としての日本での30年間の経験~スワーミー・メーダサーナンダ師による講話~
▮ 7月6日 (日) 10:10~11:10 (60分)
▮ 会場: シンポジオン
●経歴/1974年ラーマクリシュナ・ミッションの出家僧となり、1980年より同僧団のヴィディヤマンディール大学学長を12年間務める。1993年インド、ベルル・マトに本部をおくラーマクリシュナ・ミッションの日本支部である日本ヴェーダーンタ協会の会長に就任。日本ヨーガ療法学会顧問。インド大使館でのバガヴァッド・ギーターやウパニシャドクラスなどの聖典講義をはじめ、日本各地で講話を行う。
●著書/「スワーミー・ヴィヴェーカーナンダと日本」「パタンジャリ・ヨーガの実践」「輪廻転生とカルマの法則」「生きがい」他、誘導瞑想やマントラのCD各種
日本ヨーガ療法学会では、スワーミー・ヴィヴェーカーナンダが世界に啓蒙したヴェーダーンタ哲学の教えをベースとしているsVYASAが設立したヨーガ大学・大学院と提携してヨーガ療法士を養成。ヴェーダーンタ哲学とヨーガの教えを基にヨーガ療法を国内外に普及しています。本分科会では、ヴィヴェーカーナンダが創設したラーマクリシュナ・ミッションの僧侶であるスワーミー・メーダサーナンダ師に、ご自身のキャリアのお話も絡めながら、どう生きるべきか我々に考えさせてくれるような、また現代社会の諸問題を解く鍵となるであろう教えが多くの人々の支えとなることを願ってご講話いただきます。講話後は、座長を務める木村慧心先生のお話と質疑応答を予定しています。
講話のポイントは下記を予定しています。
・古代インド哲学の中で最も卓越した哲学体系であるヴェーダーンタについて
・スワーミー・ヴィヴェーカーナンダの師であるインド近代の聖者シュリー・ラーマクリシュナの特別な霊性とメッセージ
・ヴィヴェーカーナンダの1893年シカゴ万国博覧会・宗教会議における歴史的な台頭など西洋におけるヴェーダーンタの宣教活動、ヨーガの書籍、日本の著名な美術家である岡倉天心との関係、そしてラーマクリシュナ・ミッションを設立した二つの目的
・登壇者(スワーミー・メーダサーナンダ)がラーマクリシュナ・ミッションの教育機関で学び、来日するまでにインドで行った活動について
・来日後、日本ヴェーダーンタ協会の様々な奉仕活動や日本各地での講演を通して日本の皆さんとの密接な関係を構築したこと
・日本ヴェーダーンタ協会と日本ヨーガ・ニケタン及び木村慧心氏が設立した日本ヨーガ療法学会との関係について
・スワーミー・メーダサーナンダの目から見た日本と日本人について、日本人の優れている特徴
・現代の日本が直面している問題とその解決方法について